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【カワハギ(皮剥)・ウマヅラハギ(馬面剥)】
[カワハギ、ウマヅラハギって?]
カワハギ科。カワハギとウマズラハギが主に食用にされます。
カワハギはウマズラに比べて縦方向の幅があり、 全長35cmぐらい。尾びれは茶褐色。ウロコが無いかわりに皮が厚く、その皮をはいで調理するので カワハギの名があります。
全国の沿岸の岩礁と砂地の混ざった浅い海に生息しています。
ウマズラハギもカワハギと同様にウロコが無く皮の厚い魚です。カワハギに比べて細長く、尾びれが緑色をしています。 全長30cm程度。
[釣りシーズン]
内房地区では周年釣れますが、メインのシーズンは9月後半〜1月前半ぐらい。
[餌・仕掛け]
餌は「アサリの剥き身」がベストでしょう。もちろん自分で剥く方が良いでしょうが、冷凍の剥き身に塩をふって身を締めれば十分です。
独特のアタリ、誘いのテクニックの難しさが多くの釣り人を魅了するカワハギ釣りですが、初心者の方でもシーズン中ならかなりの確立で釣れます。
[美味しい食べ方]
刺身・・フグのように薄造りにし、タレは湯がいてすぐ冷やして水切りをした肝をすり鉢で酒・塩・醤油・酢・味醂・味噌など好みの調味料でよく摺る。
味噌汁・・味噌汁に肝を入れる時は、一度湯がいたものを後からネギのブッ切りといっしょに入れる。頭にもたくさん美味しい肉がついている。
ちり鍋・・味噌汁と同様にし、一度湯通しておくと上品に仕上る。ダシは昆布ダシ野菜・キノコ等を入れ、ポン酢醤油・アサツキ・モミジおろしで食べる。
雑炊・・ちり鍋のあとは雑炊で。
煮魚・・生姜を入れて醤油味、砂糖・醤油・味醂と水を加え煮たったら中火にして肝も一緒にいれ、おとし蓋をして煮つめる。
干魚・・丸ごと塩水に漬ける、塩水を乾いた布でよく拭きとり、中干しぐらい(冬なら2〜3日)が美味しい。
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